戦争は米軍のガダルカナル島上陸から始まる。米国から見たらオーストラリア防衛のために日本軍が飛行場建設中の同島に上陸したのだ。直後の第一次ソロモン海戦には勝利したが上陸物資の破壊をせずに日本軍はなぜか撤退した。一木支隊による第一次総攻撃が開始されたが、米軍の機関銃と擲弾筒の攻撃に日本軍は銃剣突撃の繰り返しであっけなく全滅する。最後はなぶり殺し。日本陸軍の何と愚かなことか。米軍に早くも七面鳥打ち呼ばわりが出た。2ヶ月前のミッドウェー海戦で正規空母4隻を失ったことが早くも戦争の主導権を、はじめて太平洋に登場する海兵隊に渡した原因であることは明らか。これから正規空母の翔鶴、瑞鶴の2隻でこの戦争を戦いぬかなければならないなんて結果は解っているが何ともつらい。